1分プレゼン(その意味が明らかに!)
失敗しないプレゼンテーション
- 目的の明確化
- 知識・理解・熱意には差があるという前提で行う。馬鹿にせず丁寧に。
- クライアントの要求を無視しない。(ディズニーランドの話)
- 資料の見せ方・指し方
- 背筋を伸ばし、ジェスチャーを適度に
- 目線を交互に
- 席
プレゼンテーションの準備
2人ずつのチームに分かれ、チーム内でプランを合体させ、一つのプランにして下さい。
NGワード
- 大きすぎる夢・数値目標
- 「お分かり頂けましたでしょうか?」
→「説明出来ておりますでしょうか?」(全員に聞くのでなく、誰か一人に聞く) - (こちらの発言の意味が良く分からない時)「ははは(または苦笑い)」
→「すみません(申し訳なさそうに)」 - (クライアントの要求がナンセンス、または、こちらの提案が効果的という事が)「我々としては(Webの業界では)常識です」
→「そうですね、ただ、あるクライアントさんのケースですが…」
→「これは効果があります。あるクライアントさんのケースですが…」
プレゼンテーション演習
実際に2人ずつプレゼンを行ってもらいます。
ひとつ上を行くプレゼンテーション
- 資料を先に配らない・意外性を持たせる・質問から始める。
(意識をこちらに向け、無駄な説明を回避する) - ストーリーを作る。
- 話は1分で終え、関連する質問をする
(プレゼンはこちらが喋る場ではない!) - 補助線を引く
(提案する手段は、クライアント側で既に検討済みで特に驚くような内容で無く、「分かってるんだけど、なかなかね…」と言われる事も多い。目的に対してその手段が効果的だとシンプルに説明し、説得力を持たせる) - 比較し選択させる
(提案内容をより具体的に検討させる効果がある。また、こちらの提示した選択肢のどれかを選ぶ必要があると思わせる) - クライアントの競合に勝つイメージ
(大きな夢や数値目標を語ることなしに、クライアントのメリットを意識させる) - 提案内容をこれにした理由を言い添える
(他にも色々と提出出来ますよ、とのアピール) - 自分自身がこのプランをとても気に入っていると言う。
(きっと効果が出せると思う、ぜひやりたいとアピール)
プレゼンテーションとは
- クライアントの共感を得ること。
- 知識ではなく、自分の考え方を伝える。
プレゼンテーション演習2
以上を踏まえて、資料を整理し直し再度プレゼンを行ってもらいます。
プレゼンテーションの意義を踏まえて、プランニングとは
- ヒアリング内容から、目的を明確化
- 目的を実現する手段のアイデア出し
- アイデアの絞り込みと肉付け
- 具体化・資料作成
プランニング演習
全員のプランを合体させて、一つのプランにします。
見積もりの問題点
- 工数計算
- 腕が良い人の方が早く終わるため、安くなってしまう。
- 急ぎの仕事の方が安くなってしまう。
(納期に余裕があると高くなってしまう)
- ページ単価・デザイン単価
- 1ページあたりの作業量が考慮されない
(ページを分割するほど高くなる) - デザインの質が考慮されない
(デザインの数量は基準が曖昧) - →サイト構成やページの計画に影響する
- 1ページあたりの作業量が考慮されない
- コンサルティング
- コンサル費用を請求することは難しい
- システム開発
- 多くの場合、クライアントの想定額より大幅に高い
- 作業内容が複雑なため、理解が得られにくい
- 全般
- クライアント側で実はあらかじめ予算が決まっている事が多い。
- 出精お値引きは自己矛盾
- 工数計算やシステム開発は勘に頼る側面がかなりある
- そもそも人工はクライアントに関係ない
見積もりの問題点に関するヒント:
- なんのために見積もりが必要か
- なぜ総額のみの提示では駄目なのか?
- 安ければ安い方が良い
宿題
- 見積もりの問題点について、解決策を考える。
- プレゼン資料を再度作成する。見積もりもつける。
- 自分がディレクターとして強化すべき点を把握する。
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