運用業務
運用業務がなぜ必要か
- コンテンツは継続する
- 業界は進化する/流行は変化する
- 評価と改善があって初めてサイトは機能する
- 修正や変更が発生する(システムも)
無料サポートを長引かせない
- チェックを厳重にしミスを潰す(文言ミス/素材使用に関するミス/リンク切れなどHTMLのミス/使用と異なる動作・バグ)
- チェックの方法(プリントでチェック/プリントに朱を入れながら画面でチェック/作業分配し第三者によるチェック)
- システム関連のチェック期間は長めに
- 管理画面もプロトタイプを作成する
- 検収期間を取る(スケジュールと期間内に行うべきこと・期間外には行えないことを事前に説明しておく/納期を遅らせない/チェックリストを作成し渡す)
- 口約束でなく文書化・明確化
- 事前/事後のドキュメント整備(サイトマップ/マニュアル類)
- 納品儀式:完成図書(仕様や設定内容)
- それでも来る相談・依頼は機会と捉える(新たな提案のきっかけにする/無料サポートと有料サポートの内容を提示し選択させる)
運用業務の訴求ポイント−運用業務は受注しにくい(意識/予算/受注体制)
- プランニング段階で運用が必要か見極める
- 必要性を説明し提案する
- ウォーターフォール⇔スパイラル
- 更新の必要性とアウトソーシング
- SEO/アクセス解析
- プロモーション/コンサルティング
- クライアントのメリットは?
運用業務のポイント
- 業務を分轄:『最低限の更新』と『改善』※オペレーション単価
- コスト意識
- 最低限の更新を効率化
- 改善の目的と手段
- 2*2マトリックス
- アクセス解析を柱にしたPDCA
- アクセス解析で何を調べるか(ボリュームと傾向)
- モバイルサイト
- Flashを用いたサイトの運用
契約と支払いに関する書類
- NDA
- 契約書
- 注文書
- 納品書
- 請求書
内容に関する書類
- RFP
- 要件定義書
- 仕様書
- 会議議事録
- SLA
ユーザビリティーとは?
- ISO 9241-11による定義など
- あるユーザが目的を達成するまでの有効さ、効率、満足度…つまり使い勝手
- 悪ければ、せっかく来たユーザーを逃がしてしまうことに
ユーザビリティーのチェック
- サイト目的に沿ったページ構成・デザインか
- デザインや操作性が一貫しているか
- 情報の組織化が適切か
- 情報の優先性が適切か
- サイト内の現在位置が把握出来るか
- ナビゲーション・その他のリンクが直感的か
- 目的のページへ効率的に辿り着けるか
- 各ページの内容が明確か
- 表示に時間がかかりすぎないか
- ユーザーの閲覧を阻害する問題点が無いか
- ユーザーの閲覧を補助する機能があるか
- 3クリックルール
- 8秒(2秒)ルール
マーケティング・価値創造
- クライアントがもともと持っている価値をWeb上でどう活かせるか?
- クライアントの願いは何か?を具現化するとどうなる?
- Webサイトが溢れる現在、Webサイトを作るだけでは意味が無い。しかし、今後もどんどんWebに流入する。
- ユーザー中心ではない。ターゲットの殆どはこのサイトを訪れない
- いったんWebから離れて考えてみると全体はどうなるか
- そのサイトで、ユーザーだけでなく誰がどういったメリットを得るか。
- 大きなマーケットの平凡ではなく、小さなマーケットのリーダー。
- 容易に比較されるWeb上で2位以下の存在は小さい。順位でなく特徴を。量よりも質を。
- そのサイトの寿命は何ヶ月か?それはなぜか?継続することの価値は?
コアコンテンツを成立させるための関連コンテンツ
コアコンテンツが製品ページの場合の関連コンテンツの例
- 利用者イメージの訴求(同一視)
- 利用シーンの訴求
- 導入事例・お客様の声
- スタッフ紹介
- スタッフのブログ
- 製品開発ストーリー
- 製品のこだわり
- よくあるご質問
- サポート情報
- 業界関連ニュース
- 関連用語集
サイト特性のバランス
マーケティング主体
- EC(販売)
- BtoB(企業間取引)
- AD(広告・宣伝)
- CRM(顧客サービス)
PR主体
- IR(財務情報)
- 採用情報
- 会社のアピール(環境への取り組みなど)
Web業界について補足
- 一般的に理解されていない面があり、時に問題になります。
- 用語や技術の知識不足
- ヒアリングやプレゼンの妨げになることも。
- サイト制作に必要な手間(工数)が知られていない。(似たような見た目のページでも細かな違いや内部の仕組みによって工数は大きく異なるが、理解されにくい)
- 難しいことと簡単なことの区別がつかない。(素人でもブログが出来るんだから、サイト構築って簡単なんでしょ?/すごく難しいんじゃないの?お金が掛かるんじゃないの?)
- 目的・手段・運営体制・効果測定の必要性が理解されづらい(うちもそろそろホームページを持ちたいんだが、このチラシの写真と文章を使って適当に、安く作ってくれないか…)
その対策
- 知識不足・理解不足があるものとしてヒアリング・プレゼンを行う。
- 馬鹿にせず丁寧に。
- まっすぐ説明するばかりでなく、結果が望み通りになるよう工夫する。
Webディレクターの心得
- 調査すること
- コミュニケーション
- 話す事が得意でなければ『聞き上手』に
- 相手の立場になって考えよう
- 各ツール(メール/電話/MTG)の特性の把握を。
- 少し変わったやり方で自分を特徴づける
- 交流を持って自分の弱点を補おう
Webディレクターとは
- クライアントとWebの接点になる
- Webと接したことでクライアント、その顧客やユーザの状況に起こる変化を計画し、実現する。
なすべきことは
- クライアントがWebに接することによる、新たな価値の創造
- 他の人でない自分が担当することで、少しでも良い仕事に。
- 適材適所モチチーム
- 照明
- 京チャンはリニュリます
- 壷の話
- コーヒーカン
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